税理士にも得手不得手がある

前述したように、税理士にも得手不得手があります。たとえば、医師の免許を持っていたからといって、歯科医の先生の所へ、目を治療にいってもなかなか治らないでしょう(たぶん)。

たとえば税務署出身の税理士を例に取ってみます。税務署出身の税理士は担当していた部署によって、相続税(資産税)に強かったり、法人税、所得税に強いといった違いがあります。むろん担当していない部署の税金のこともわかりますが、何から何まで知っているという方は、あまりいないとおもいます。税理士試験合格者や公認会計士も同様です。やはり自分が勉強した税金は得意ですが、そうでないものは、なかなか辛い部分もあるようです。

特にスキルに差があるのが、相続です。一般的な税理士事務所では、相続を毎月行っているわけではないのでスキルの差が激しくなってしまうのです。税務署出身の税理士ならば資産税を担当していた方が詳しいようです。相続は申告だけでなく、事前に相続対策などを行うことにより相続税が軽減される場合もありますので、相続を依頼される場合には、相続に強いかどうかを事前に確認してから税務顧問をお願いすると良いでしょう。